HM-C620の電源が入らないなど不具合が出てしまい、自分で分解して修理できないかな?と思って分解してみました!
内部構造的に自己修理はほぼ無理な仕組みになっているので、おとなしく修理に出すか新しいものを買いましょう。
分解の様子となぜ自己修理が無理かの理由を書いていきます。
なぜ自己修理が無理なのか?
分解して基板を見たら軽度の不具合なら直せるのでは?と期待をして「電源が一切入らない」というジャンク品を購入しました。
あけてびっくり!基盤部分がすべてコーティングされていて、基板が一切見えないんです!
こんなの初めて見たので、えっ?なにこれって感じ…
水が基板に接触しないように、シリコンコーティング的な感じになっているんですね。
という事で、基板にたどり着くことはできないので、自己修理はまず出来ないでしょう。
買い替える場合、最新型は「STEM630i」になります。
いざ、分解の儀
分解しても修理は不可能でしたが、内部開けた記録として記載しています
それでは、HM-C620を分解していきましょう。
裏側のネジを探すと3つ見えますが、この3つだけでは開きません。
それぞれのゴム脚の裏にもあるので、合計6か所のネジを外していきます。
フタを開けると内部が見えてきます。メイン基板らしき部分が黒いフタで覆われてますね。
という事でこちらのネジも外していきます。ネジは7つ。
フタを開けるとあらびっくり。機械類で見慣れた緑色の基盤はどこにも見えないんですね。
基板部分をシリコン的な何かでコーティングされていて、カチカチに固まっています・・・。
という事で、「基板にある電源部分のみを交換する」みたいな事はできません。
当然ですが基盤が見えないのでハンダを付け直す的な作業も無理です。
カドーの修理としてもパーツごとをまるっと交換する形なのかと思います。
分解しても不具合を直せる可能性はほぼゼロに近いので、分解はおすすめしません。
分解して気づいたこと
自己修理は無理
上記で説明した通り、自己修理はほぼ無理だと思います。
おとなしく修理依頼をしましょう。修理金額は1万円~1万5千円の間です。
基板が水でダメになる可能性は低い?
基板はコーティングされていてまったくアクセス出来ないので、基板に水がついてダメになってしまうという事はあまり考えられないかもしれません。
「電源がつかない」や「水位異常検知ランプが消えない」などのメイン基板系の不具合が出た場合の原因は、基板に水が直接ついてしまうという事では無く、基板内のパーツの不具合とかになるんでしょうかねぇ。
結論:不具合が出たら修理か買い替え
不具合が出てしまったら、2択です。
- おとなしく修理依頼
- 買い替え
おとなしく修理依頼
カドーサポートへ修理依頼をしましょう。
修理料金の目安は10,000円~15,000円。最大15,000円と言われたので、この金額を超えることはないでしょう。
ちなみに私は2台修理依頼しましたが、11,000円程と14,000円程でした!
詳しくはこちらの記事で書いてます↓
買い替え
修理は時間もかかるので、すぐに必要な場合は買い替えになるでしょう。
最新モデルを買うか、カドーSTEMシリーズと同じくらいおしゃれなバルミューダのレインもおすすめですね。
最新モデル STEM 630i
バルミューダ Rain
自分で直せるかなと、ちょっとわくわくしながら分解したんですが、残念ながら自己修理はできませんでした。
分解してみようか迷っている人、内部が気になっている人の参考になれば幸いです。