働き方改革の一環としてテレワークの推奨もあり、在宅勤務・在宅ワークを導入する企業も増えてきています。
いざ在宅ワークをやろうとすると「何が必要になるか」「どんな商品があると仕事が捗るか」について実体験をベースに説明していきます。
このアイテムを網羅すれば在宅勤務・在宅ワークでも職場に近い形で実施出来るので生産性が極端に落ちる事は無いかと思います。
パソコン・ノートパソコン
在宅ワークをするにあたり家で作業するノートPCが無いと作業出来ないので必須となります。「会社のパソコンをそのまま在宅ワークでも使うケース」、「在宅ワーク用のノートPCを用意してリモートで作業するケース」の2パターンあるかと思います。
どちらにせよ、会社から従業員の自宅まで持ち歩かなくてはならないので、軽量タイプのノートPCのほうが喜ばれるでしょう。
個人的にも愛用しているSurface Laptopは処理性能も高く、とてもおすすめです。インカメラもついているのでzoomなどのWEB会議も可能です。
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液晶モニター
これは必須とまではいかないですが、かなり必要なものだと思います。会社でもサブモニターを使っている方も多々いらっしゃると思いますので在宅ワーク時も同じような環境にしたほうが当然作業効率や生産性もあがります。
現在は、21.5型や23.8型のモニターが主流で、4K画質などにせずフルHDにしておけば1万円ちょっとで購入できるものも多々あるのでパソコン+外部モニター環境にするための液晶モニターはあったほうが絶対に良いです。
参考記事→在宅ワークにおすすめな液晶モニター
モバイルモニター
最近急上昇しているおすすめアイテムのモバイルモニター。「持ち運び出来る液晶モニター」という感じなので必要に応じて会社から持ち帰ったりする事も容易です。作業中は使用して作業完了したらコンパクトに収納しておけるのでずっとデスクの上に出しておく必要もありません。
大きさも15.6型などそれなりに大きいものもありますので、在宅ワークのサブモニター問題を解決してくれる可能性を十分に秘めている商品だと思います。中にはドライバーを入れないと使用できないものもありますのでパソコン管理者の方にドライバーを入れてもらう(または入れる許可をもらう)必要があるモデルもあります。
基本的にはUSB Type-AまたはUSB Type-Cを繋ぐだけで使えるものが多いのでお手軽にサブモニター環境を実現できておすすめです。在宅ワークに限らずノマドワーク的な動きをする場合にも持ち運び出来るのもポイントです。
ノートパソコン用のインナーケース
ノートPCを持ち歩く際に裸のままだと本体や端子部分に傷ついたり、満員電車で圧迫されて液晶割れを起こしたりしてしまうリスクがあります。
インナーケースの用意も必要になります。インナーケースにポケットが付いていて充電ケーブルなども入れる事が出来る多機能インナーケースもあります。
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高さが上がる!多機能パソコンケース
高さを変える事ができる多機能パソコンケースのMOBICASE。在宅ワークで長時間ノートパソコン作業をしていると肩こりや首の痛みが出てきたりしますが、パソコンの高さを上げて目線を上げる事により症状の改善が見込めます。
パソコンのケースなのに、高さを調節したりキーボードやマウスも一緒に収納出来たりと、とにかく多機能。
在宅ワークでもノマドワークでも場所を選ばずにすぐに作業環境が整う素敵な商品です。
参考記事→【肩こり・首痛も軽減】在宅ワークにも大活躍な多機能パソコンケース【MOBICASE】
ノートパソコンのスタンド
ノートPCをメインで使う場合、ずっと目線が下がっていると肩こりや首の痛みにつながります。ノートパソコン用のスタンドを使って、目線をあげ身体にも優しく作業をしましょう。
こちらを使う場合はキーボードも別で購入すると、打ちやすく作業も捗ると思います。
モニター台
液晶モニターを載せてもよし、ノートパソコンを載せてもよし!のモニター台。左右を折りたたんでも使えるので、横幅を3種類に調整できます。
あまり使わないかもですが、スマホ置き台と付箋や小さいノートを収納できる小物入れも付いています。
こちらも実際に使用していますが、ノートパソコンを載せて使うと目線があがり、首の痛みがとても緩和しました!
私はスタンディングデスクの上にこのモニター台を載せて使っています。
携帯電話・スマートフォン
在宅ワーク中に会社との連絡を取るために確実に必要になります。従来型の携帯電話でもスマートフォンでもどちらでも良いですが、企業としては貸出用としての準備が必要です。
現在はSIMフリースマホと格安SIMの組み合わせで携帯ショップにいかなくても使える環境がすぐに整います。万が一使用しなくなった時の解約手続きも簡単になっています。
モバイルWi-Fi(WiMaxなど)
自宅で満足な通信環境にない場合・セキュリティの問題で自宅のネットワークに繋げない場合・そもそも自宅にネットワークを引いてない場合など、各家庭の通信環境は様々です。
企業としてもWiMax(ワイマックス)などを契約して、在宅ワーク対象の方に契約したルーターを貸し出していくというのが多くなりそうです。
個人でもWiMaxを契約している方で、個人契約している回線を仕事でもガンガン使うと、通信制限がかかってしまう場合もあります。
仕事は仕事用として、別途契約するのがおすすめです。
通信制限について
ネットワーク混雑回避のため、前日までの直近3日間でWiMAX 2+およびLTE方式の通信量の合計が10GB以上となった場合、ネットワーク混雑時間帯(翌日18時頃から翌々日2時頃 (2017年2月時点)にかけてWiMAX 2+およびLTE方式の通信速度を概ね1Mbpsに制限します
スタンディングデスク(上下昇降)
パソコンデスクやダイニングテーブルの上にこれを置くと、立ちながらも作業出来るスタンディングデスク環境が出来上がります。
高さは無段階に調整できるので、家族のみんなに合うようにも使えます。使っていない時は一番下の状態にすれば薄くなるので、そこまで邪魔になりません。
私はこちらを購入して使っていますがとてもおすすめです。
参考記事:テレワークの救世主、スタンディングデスクで腰痛&首痛が緩和【実機レビュー】
デスク
作業用のデスクも必要度合いが高いです。在宅で7~8時間作業する事を想定するとロータイプのデスクなどは厳しいと思うので、通常の高さ(70cm~72cm)がありイスに座って作業できるデスクが必要になってきます。
通常のデスクだと設置場所が無い場合は折りたたみ式のデスクも多々あります。そのようなデスクをうまく活用して在宅ワークの環境を整えていく必要があります。
参考記事:テレワーク・在宅ワークにおすすめなデスク【折りたたみもおすすめ】
チェア(デスクチェア)
チェアは何気に必須で必要になってくると思います。
食卓テーブルのイスなどは長時間座っている事などは想定していないのでクッション性や座り心地がオフィスチェアと異なってきます。
在宅ワークを本格的にやる場合はオフィスで使っているオフィスチェアに近いものを自宅でも導入する必要が出てきます。
在宅ワーク用のチェアとして小型タイプ・メッシュタイプ・多機能タイプなどありますが、オフィスで使用しているものと同じ観点で選んだほうが無難です。(作業時間はオフィスでも在宅ワークでも変わらないため)
マウス
マウスは必要になります。パソコンのトラックパッド(キーボード下についている指でカーソルを移動させる事が出来るエリア)だけだと作業効率が落ちる可能性が多大にあります。
普段マウスを使って仕事をしている方は絶対にマウスがあるほうが良いでしょう。マウスにもワイヤレスで接続できるBluetooth接続のマウス、有線マウスなどの種類があります。
ワイヤレスマウスは便利ですが電池がなくなってしまうと使えなくなってしまうというデメリットがあります。有線マウスは電池などの心配は皆無ですがワイヤレスと比較すると線がわずらわしく感じてしまうかもしれません。
私は電池交換がめんどくさかったりするので職場でも家でも有線マウスを使うのが好みです。
エルゴノミクスマウスを使っていますが手首の負担が軽減されてとても良いです。
マウスパッド
マウスパッドはケースバイケースになるかと思います。作業するデスクの上でマウスの操作感が悪い時はあったほうが良いです。
操作感が悪い代表的な例としてはガラス天板のテーブル・テーブルの上に透明なシートを貼っている場合・デスク天板表面に凹凸がある場合などです。
ほとんどのデスクは問題無いと思うので作業してみて違和感を感じたらマウスパッドも導入してみると良いでしょう。
在宅ワークで長時間作業すると手首に負荷もかかりますので、負荷を軽減する低反発タイプがおすすめです。
キーボード
こちらもあると良いのがキーボード。ノートパソコンのキーボードよりは外付けキーボードのほうが打ちやすい可能性が高いです。
また、テンキー付きのキーボードであれば数字の入力も楽になるので業務効率も上がるでしょう。
テンキー
ノートPCメインで在宅ワークを行う場合、ノートPCだと数字の入力がしにくいと思います。そんな時はテンキーを使ってください。数字入力が劇的に楽になるのでおすすめです。
Bluetoothタイプだとケーブルレスで接続できるので配線を気にする必要がありません。
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ヘッドセット(WEB会議用)
在宅ワーク中でも会社のメンバーと打ち合わせが必要になりWEB会議をするシーンが出てくると思います。
その時にあると便利なのがヘッドセットです。ノートPC標準のマイクだとどうしても音を拾うのがそんなに高性能ではありません。ヘッドセットを使えば声がきちんと相手に届くので意思疎通もしやすくなります。
ヘッドセットの代わりに、ヘッドホン・スピーカー・マイクを用意する場合もあるかと思います。ヘッドセットにしろヘッドホン・スピーカー・マイクにしろどちらも音声通話のクオリティをあげるという効果が出るのでお好みで良いと思います。
現在、在宅ワーク急増で安価なヘッドセットがほぼ完売になっています。下記、ゲーミング用ですが安価で入手できるものになっています。
参考記事:テレワーク・在宅ワークにおすすめのヘッドセット【選ぶポイントは3つ】
ワイヤレスヘッドセット(WEB会議用)
WEB会議の時間が長い場合、クッション性が高くワイヤレスタイプもおすすめです。
マイクが本体に収納されるので、仕事以外ではワイヤレスヘッドホンとしてテレビやゲームの音楽をワイヤレスで楽しむこともできます。
WEBカメラ(WEB会議用)
最近のノートPCはほとんどの機種でパソコン内部にインカメラが埋まっているのでそちらで代用できると思いますが無い場合やもうちょっと離れたアングルにカメラを置きたい場合などは別途用意する必要があります。
WEBカメラも映像の綺麗さがWEBカメラ本体性能によって変わってきますので選定時要注意です。
書類をいれるもの
紙の書類も必要で会社と在宅ワークの自宅を行き来する場合、書類を入れて置くファイリングケースのようなものがあると便利です。書類が折れ曲がったりもしませんし、定位置を決めて置けば忘れてくるという事もなくなります。
PC持ち運び用のバッグ・リュック
会社から自宅へノートPCを運ばなくてはならないので、バッグやリュックが必要になります。自分のバッグに入るならそれで大丈夫ですがサブモニターや電源アダプタ・各種ケーブル・書類などを持ち運ぶ場合は専用のバッグやリュックがあると良いでしょう。
まとめ
以上、在宅ワークに必要なアイテムでした。実際に私が在宅ワークを体験して気づいたものばかりです。これからの時代はより働く場所を選ばなくなってきて在宅ワークも主流になってくるでしょう。その時に快適に作業できるアイテムの参考になれば幸いです。
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